月刊『アイ・エム・プレス』Vol.196 : 従業員4,000人が語り部: 「ストーリー」が育むコンテイナー・ストアの企業文化

商品は所詮は“空き箱”。だからこそ、そこに人が介入し、顧客を満足させるソリューションを売ることが大切との考えに基づき、随所にストーリー仕立ての学びの機会を設け、全スタッフに「コンテイナー・ストア流のサービス」を身に付けさせる。これが堅調な業績や、離職率の低さにも結び付いている。

月刊『アイ・エム・プレス』Vol.196 : 戦略的企業文化: 実践へのロードマップ (後半)

「戦略的企業文化」を打ち立てる前に企業がまずやるべきことは、「現状の把握」です。現在、会社はどんな文化をもっているのか。その文化のもとで、うまくいっている点、あるいは問題点は何か。それを経営者やリーダーをはじめ、全スタッフがよく把握した上で理想像を描き、ギャップを埋めるために何をすべきかの戦略を構築する必要があります。現状を把握する際によく理解しておかなくてはならないのは、企業文化の構成要素です。企業文化の構成要素、あるいは企業文化を定義するためのヒントは大きく分けて3つあります。

月刊『アイ・エム・プレス』Vol.196 : 戦略的企業文化: 実践へのロードマップ (前半)

「戦略的企業文化」は時代の要求 長期的な成長を維持する、あるいは不況時にも例外的な成長率を記録する企業には、やる気と活気にあふれ、高い志をもつ従業員がつきものです。ザッポス、サウスウエスト航空、ホール・フーズ・マーケット…。過去30年間にわたって、複数の業界・業種にまたがり米国優良企業を研究してきましたが、これらの企業の事例が立証していることがあります。

月刊『アイ・エム・プレス』Vol.196 : 社会に愛され、社員を奮い立たせる企業文化をつくるメソッド社のメソッド

革新的でスタイリッシュなホームケア商品が人気を呼び、急成長したメソッドは、長期的な成長を見据えて企業文化の再確認を行い、「5つのコア・バリュー」を打ち立てた。3段階からなる独自の採用の仕組みにこだわるなどして、このコア・バリューの具現化に全社を挙げて取り組んでいる。

月刊 『コンピューターテレフォニー』: 成功事例に学ぶ顧客接点の未来像『戦略的企業文化』の作り方(下)

企業文化を競争優位性を保つための武器とするには、何が必要なのか。「『戦略的企業文化』の作り方」の後編では、ザッポスやホール・フーズ・マーケット、ホテルチェーンであるジョワ・ド・ヴィーヴルといった事例をもとに、「権限委譲」「価値観の共有」「リーダーシップ」といった要素を検証する。

月刊『コンピューターテレフォニー』:成功事例に学ぶ顧客接点の未来像『戦略的企業文化』の作り方(上)

共通の価値観―コア・バリューの形成に関する議論は、ともすれば精神論的な要素を伴う傾向がある。しかし、ザッポスをはじめとした成功企業の多くは、プロセスや仕組みに落とし込むための「戦略性」が強いという特徴も併せ持つ。日米をまたにかけてコンサルティング活動を行う石塚しのぶ氏が、2回にわたって「戦略的企業文化」についてまとめる。