代表石塚しのぶが米経営の最先端を
戦略的ビジネス眼で読み解きます

事業承継のツールとしての「コア・バリュー経営」

「コア・バリュー経営」は、事業承継において新しい世代へのダイナミックな転換を促すプロセスになり得ます。実際、コア・バリュー経営を導入している企業の中には、家業を継いだ二代目、三代目の経営者さんが多くいらっしゃいます。これは、アメリカの「スモール・ジャイアンツ」事例にはあまり見られない、日本特有の現象です。

スモール・ジャイアンツは互いに高めあい、磨きあうコミュニティ

フォーブス・ジャパンの掲載記事の中で、アメリカのフォーブス誌で2017年に選出された『スモール・ジャイアンツ25社』が紹介されていましたが、「日本流スモール・ジャイアンツを育成する」ことを目的に2014年から活動している一般社団法人コア・バリュー経営協会では、毎年恒例の会員限定アメリカ視察ツアーでそのうち2社、プラス、世界中から訪問客がその経営を学びにやってくる「知る人ぞ知る」スモール・ジャイアンツ1社を訪問してきました。

2018年、「企業文化」が米企業取締役会の最大の関心事に

近年、アメリカでは、ライド・シェア・サービス大手のウーバーや金融大手のウェルス・ファーゴなどといった企業の不祥事が相次ぎ、その根源として粗悪な企業文化の存在が大いにクローズアップされました。その結果、企業の取締役会が企業文化の監視をガバナンスの一環として捉え、役員会内に「委員会」を設けるなどしてその監視に率先して取り組む動きが出てきています。

「社員一人ひとりが率先する」という企業文化へのアプローチ:評価額3兆円のベンチャー企業、エアビーアンドビー訪問記③

「オーナーシップ意識」の希薄化とどう戦うか-ザッポス(Zappos)は優れた企業文化で有名な会社ですが、そのザッポスでさえ、「企業文化の正念場」に立たされたことがあります。数年前にCEOトニー・シェイと話をしている時にそう感じました・・・