米MBAの「最も働きたい職場」はアマゾン
これまで、アメリカでMBAに人気の職場といえば、金融かコンサルティングの会社でした。それが、昨今ではなんとあの「アマゾン」が、「就職したい会社」のトップだそうです。
これまで、アメリカでMBAに人気の職場といえば、金融かコンサルティングの会社でした。それが、昨今ではなんとあの「アマゾン」が、「就職したい会社」のトップだそうです。
近年、アメリカでは、ライド・シェア・サービス大手のウーバーや金融大手のウェルス・ファーゴなどといった企業の不祥事が相次ぎ、その根源として粗悪な企業文化の存在が大いにクローズアップされました。その結果、企業の取締役会が企業文化の監視をガバナンスの一環として捉え、役員会内に「委員会」を設けるなどしてその監視に率先して取り組む動きが出てきています。
「企業文化」とは旅路であり、目的地ではない。コア・バリュー経営とは、「自分たちが志すうえでの、最高の企業文化」に向けて、会社の全員が知恵を絞り、行動することにより、社員・顧客・社会に愛される会社ができる、という謙虚な考え方です。
「ホテルは持たないけれども世界最大規模を誇るホテル業は?」・・・なぞなぞのように聞こえるかもしれないが、大真面目なこの質問の答えは「エアビーアンドビー(Airbnb)」だ。
コア・バリュー経営の土台はコア・パーパスとコア・バリュー。「コア・バリュー」は、「コア・バリュー経営」のように名前にもなっていますからその重要性は明白なのですが、かたや「コア・パーパス」のほうはともすれば見落とされがちになります。
「オーナーシップ意識」の希薄化とどう戦うか-ザッポス(Zappos)は優れた企業文化で有名な会社ですが、そのザッポスでさえ、「企業文化の正念場」に立たされたことがあります。数年前にCEOトニー・シェイと話をしている時にそう感じました・・・
「実は、先週、新しいコア・バリューを発表したばかりなのですよ」会議室のテーブルに着くなり、同社の戦略アドバイザー、チップ・コンリーさんがそう切り出しました。それまで、エアビーアンドビー(Airbnb)には六つのコア・バリューがありました。・・・
「企業文化をぶち壊すな!」: 先日、世界最大の「空き部屋(短期レンタル)」のマーケットプレイスとして知られるエアビーアンドビー(Airbnb)の本社を訪問してきました・・・
優れた経営者は、「いい投資家」でもあります。
企業文化やコア・バリュー経営の調査研究を通して多くの企業の経営者に出会ってきた結果、「いい経営者とは、情熱と夢をもった経営者。そして『いい投資家』でもある」という結論に達しました。