4月はじめから先週末まで、日本へ出張していました。出張の際は毎回講演の予定が入りますが、実は自分では講演はそれほど得意と思っていません。時折、短い間にたくさんの情報を伝えようとかなり早口になってしまいます。毎回声は録音していましたが、自分が話している姿や立居振舞がどんな様子なのか、不安もあります。そこで思い立ったのが、講演の様子を録画することです。
そうと決心したら、行動は早いにこしたことはありません。もともとガジェットは大好きです。スタッフの目を盗んでホテルを抜け出し、家電の大手ディスカウントストアへ行きました。最近はハードディスクのデジタルカメラで随分軽量のものがでていますから、講演会場であまり目立たないよう、小型のものを買うことにしました。毎回のことながら日本の電化製品の進歩に感心しつつ探していると、セールス担当者のお勧め商品は、小売価格11万円ほどのもので、8万9千円にディスカウントされるということです。そこで、この価格が妥当かどうかチェックしてもらうために、ロサンゼルスのオフィスに連絡してみました。「調査してみますので、少しお待ち下さい」というので、待っていると10分ほどで連絡がきました。すると、「秋葉原のＸＸ店で6万5千円です。在庫もあります。」とのこと。ディスカウントストアよりもさらに25パーセントも安く購入できるというので、嬉々として紹介された店へ行き、希望の商品をめでたく手に入れました。
それにしても、今回の買い物で、ネットやウェブのテクノロジーがどれほど顧客サイドに便利なツールになっているかを実感させられました。
さて、講演の様子はうまく録画できたし、これからビデオをレビューして講演スキルの向上なるか！・・・つらいですね。
