米ネット通販業者、フェイスブック活動の大半は「落第点」

ネット通販における顧客エクスペリエンスに関して調査・査定を行う米国の会社、ステラサービスの報告によれば、米ネット通販会社の25%が自社のFBページに投稿された顧客の質問やコメントを「無視」する傾向にあるとか。

ちょっと笑ってしまったのは、「顧客の質問に答えずに削除する」として5社が名指しで紹介されていたこと。ちなみにFab.com(フラッシュ・セールス)、Cooking.com(キッチン用品)、Crate and Barrel(ホーム・ファッション)、Victoria’s Secret(ランジェリー)、Rue La La(フラッシュ・セールス)がその5社です。

また、ベスト・プラクティスとして挙げられていたのは、B & H Foto & Electronics(カメラ/電化製品)、Gap(アパレル)、Bed, Bath & Beyond(ホーム・ファッション)、JackThreads(フラッシュ・セールス)、Williams-Sonoma(キッチン/家庭用品)。もっとも、「ベスト・プラクティス」といっても、「顧客が投稿した質問に答える」、「顧客が投稿したコメントに対応する」、「顧客の投稿を削除しない」など、ごく基本的なことなんですけどね。

どうやら、フェイスブックで活動をしている企業の多くが、基本的なエチケットのおさらいを必要とするようです。