UCLA

ロサンゼルスにある大学UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)と言えば、日本でも知らない人はいないと思います。私もこの大学にはいろいろ縁があって、1970年代、まだUCLAが日本で知名度を得ていなかったころにインターナショナル・スチューデント・オフィスのサマー・プログラムを企画したり、コンサルタントを7年間務めたりと、思い出がたくさんあります。

最近またUCLAとの共同プロジェクトがはじまり、何十年ぶりかでキャンパスを訪れる機会がありました。懐かしさもありましたが、とにかくものすごい変化にびっくりしてしまいました。

敷地内にはビルディングが立ち並び(170くらいの建物があるそうですが)、生協はもうデパートのよう。病院、消防署、銀行、ボウリング場、ホテル、プール、美術館、シアターなどがあり、まったくひとつの街になっています。学生が便利な生活をエンジョイできる環境作り、コミュニティー・センターとしてのポジショニング、つまり教育を核としたあらゆるビジネス展開を行っているわけですね。何でもビジネスにしてしまうアメリカを感じました。

でも私は昔の勉強中心の大学だったころのUCLAを懐かしく思います。