ザッポスCEOトニー・シェイの『Delivering Happiness(邦題:ザッポス伝説)』スピーチを聴いてきました

(2010. 9. 24)

サンタモニカにある政策研究団体、ミルケン・インスティチュートのオフィスで行われたトニー・シェイの講演に行ってきました。

トニーの講演は今まで数回聴いたことがありますし、彼の話はインタビューなどで何回も聴いているのですが、何だか一段とうまくなったように思いました。内容も素晴らしくて、とても感動しました。やはり、今、著書の『Delivering Happiness(邦題:ザッポス伝説)』をプロモーション中で、全米をバスで回って、毎日のように講演にインタビューにと奔走しているだけはあります。

午後の4時30分から、という時間帯もあり、出席者は圧倒的に年配のアカデミア(学術研究者)が多かったように思いました。ほとんど白人のオーディエンスであったのも興味深かったです。

1時間半という時間をまるまる使い、トニーは、ザッポスについて、ハピネスについて、ビジネスにおいてお金ではなく情熱を追うことの大切さについて、時に彼独特のクールなユーモアを交えながら、それでいて熱く語っていました。

Ub|XZ~i[質疑応答では、「ハーバード大学で教育を受けたことが、あなたのキャリアにどういった影響を及ぼしていると思うか」なんていう質問も出たのですが、それに対して、トニーは、「起業家精神がある人だったら、4年間大学に行くより、そのお金で起業してみることを僕は薦める。そのほうが、ずっと多くのことを学べると思うから」と発言。私は、「トニーらしいな」と思いましたが、会場からは半分苦笑が漏れていました(聴衆には高学歴の人が多かったでしょうから・・・)。

質疑応答も含め、この講演を通して私が学んだこと、思ったことについては、これから数回に分けてブログでお話していきます。

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