マークテック株式会社取締役およびマークテック(上海)探傷設備有限公司董事・総経理の山下健次郎様より書籍「未来企業は共に夢を見る~コア・バリュー経営~」の感想をEmailでいただきました。
共感することが多く、大変感銘を受けました。
そして、この本は、石塚社長の巻頭の下記のお言葉のとおり、行動に移すことが一番大事と強く感じました。
「本書を読み終わった時に、『今、この場から始められること』が、何かしら、皆さんの中に芽生えていることを願っています」
ですので、私なりに理解し、自分の中でこう考え、こう活動につなげていきたいと考えたことを、下記させてください。
【自分なりに理解したこと、考えたこと、そして、これから取り組むこと】
- 企業文化こそが会社の強みの本質の本質
- 企業文化は戦略的に作り上げていくべきもの。だから戦略的に、意図的に、つくりに行く
- そのために、まずは、今の会社で根付かせるべき『コアバリュー』、組織内に共有されるべき『価値観』を定義する
- 価値観は、一人ひとりの幸福につながること、チャレンジを奨励すること、達成感を重視する
- 全ての決定と活動は、価値観と一致させる。
特に重要な取り組みは以下。
- 私が自ら覚悟を決め、最もコミットし、実践し続ける
- まずは、リーダーに権限を委譲し、自発的活動と価値観の実践を全面支援する。管理でなく、リーダーシップで広める
- 一人ひとりの声を聞き、感情に最大限の注意を払う。『どんな気持ちか?』を考える。
- 特に、不安に注意を払う。不安を取り払う。ポイントは率直さ。不安を直視し、正直に認め、逃げず正面から不安の原因と戦う
- 採用、評価、そして退場。この努力なくして、価値観の共有はありえない
- 価値観にもとづき期待される行動を具体的に示す
- 一体感あるチームにするため、儀式やプログラムなど仕掛けも準備する
- 現場の草の根の活動、小チーム単位の価値観に沿った自主的活動やチームビルディングの活動を奨励し、支援する
こうして書きだすと、これをできれば、今より精神レベルの高い強い会社になると確信します。
ただし、大変な道のりでもあることもよくわかります。
大変な道のりの大変なことばかり考えると動きが止まるので、まずは自分自身を見つめ直し、自分が大切だと、合点と納得のいく価値観が何かを考えることから始めたいと思います。
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