代表石塚しのぶが米経営の最先端を
戦略的ビジネス眼で読み解きます

コア・バリュー経営が拓く、新しい時代

ディズニー・リゾートは『地球上でいちばん幸せな場所』であり、ディズニーのコア・パーパスは『人を幸せにする』というものです。しかし近年、園内で働く清掃係や接客係、ホテル・スタッフなどが、政府の補助を受けなくてはまっとうな生活もできないような最低賃金で働かされているという現実が批判を浴びてきました。

ホール・フーズ・マーケットの「ブランド刷新」が独立系ニッチ・スーパーにもたらす市場好機

ロサンゼルスに、エラワン(Erewhon)というちょっと不思議な名前の自然食品スーパーがあります・・・エラワンはベンチャー投資などとは無縁なまったくの独立系店舗でありながら、「特別」を求める顧客の人気を集め、快進撃を続けています。

事業承継のツールとしての「コア・バリュー経営」

「コア・バリュー経営」は、事業承継において新しい世代へのダイナミックな転換を促すプロセスになり得ます。実際、コア・バリュー経営を導入している企業の中には、家業を継いだ二代目、三代目の経営者さんが多くいらっしゃいます。これは、アメリカの「スモール・ジャイアンツ」事例にはあまり見られない、日本特有の現象です。

スモール・ジャイアンツをつくる、経営者の覚悟

アメリカのスモール・ジャイアンツのグループに、トムさんという方がいます。シカゴ郊外にあるケータリング・サービス会社の創設者でありチーフ・カルチャー・オフィサーですが、アメリカのスモール・ジャイアンツ・コミュニティにとっては皆のお父さんのような存在です。

スモール・ジャイアンツは互いに高めあい、磨きあうコミュニティ

フォーブス・ジャパンの掲載記事の中で、アメリカのフォーブス誌で2017年に選出された『スモール・ジャイアンツ25社』が紹介されていましたが、「日本流スモール・ジャイアンツを育成する」ことを目的に2014年から活動している一般社団法人コア・バリュー経営協会では、毎年恒例の会員限定アメリカ視察ツアーでそのうち2社、プラス、世界中から訪問客がその経営を学びにやってくる「知る人ぞ知る」スモール・ジャイアンツ1社を訪問してきました。