コロナ禍のクリスマス・ギフト・パッケージ

こんにちは!
2020年の年末、いかがお過ごしでしょうか。

12階建ての大きなビルの中にオフィスを構えていますが、毎年、この時期になるとビルの管理会社からテナントに感謝の気持ちをこめて「クリスマス・ギフト」が届きます。

例年、アメリカらしさ満載の、メッセージ・カードを添えたクッキーの詰め合わせやポップコーンの缶などです。何であるかはともかく、気持ちをありがたく受け取り、オフィスのみんなの目に見える場所にうやうやしく飾ります。

今年はこのパンデミック騒ぎで、リモートワークしているオフィスが多い中、出勤している人はわがオフィスを含めほんの一握り。ギフトの期待はしていませんでした。

しかし、昨日、ドアに遠慮がちなノックが・・・。コロナ禍で来客は一切禁止になっているので、いったい誰かと緊張しながらドアを開けると・・・。

そこには、管理オフィスのマネジャーがギフトを携えて立っていました。

さて、見てのとおり、色気のカケラもないナップサックに詰められたギフトは・・・。
なんと!「コロナ対策グッズ」だったのです!

クリスマス・ギフト2020

中には「主役」らしいクッキーの詰め合わせの箱もありましたが、そんなことはそっちのけで「コロナ対策グッズ」に大騒ぎ!
普通に考えたら、「これがクリスマスのギフト・・・?」という感じですが、ご時世がご時世ですから嬉しいものです。

まず、非接触型体温計。
これで毎朝、出勤時の体温チェックもばっちりです!

そして、今や必需品となったハンドワイプとハンドサニタイザー。

そして・・・、これは何?と思わず目が点になります。
「これは何ですか?」と、先ほどギフトを届けてくれたマネジャーにメールして聞いてみようかと悩むこと約5分。

ドア・オープナー

あ!と思い当たりました。これは、手を使わずにエレベーターなどのボタンを押すツールではないですか!!!
日本でも「ドア・オープナー」などという名前で出回っているようですが、英語ではNonContact Stylusなどと呼ばれているそうです。話には聞いていましたが、初めて見ました!

毎日1万人単位でコロナの感染者が増えているロサンゼルス。我々も「家→会社→スーパー→家」を巡回するだけの日常ですが、感染対策に細心の注意を払う日々にはありがたいプレゼント。忘れられないクリスマスになりました。

ダイナ・サーチ・スタッフ