トイレット・ペーパーの「パニック・バイ」がビデ需要急騰の引き金に
日本では、TOTOの「ウォシュレット」が1980年に発売されて以来、温水洗浄便座が日々の生活の中にすっかり定着しています。
「ウォシュレット」の前身は、なんと、TOTOが1960年代に販売を手掛けていたアメリカからの輸入品らしいのですが、そのわりには、「お尻洗浄器」はアメリカではまったくといっていいほど普及していません。
しかし、コロナ・ショックがすべてを変えてしまいました。
ロックダウン(外出禁止令)が発令される直前に、いわゆる「パニック・バイ(パニックによる買いだめ)」現象が起こり、アメリカ中の小売店舗の棚からトイレット・ペーパーが姿を消してしまったのです。
以前に比べれば状況はやや改善されたものの、ロックダウン開始から一カ月が経過した今日でも、店頭で空っぽの棚に遭遇してがっかりさせられることが多いというありさまです。
そこで、困窮したアメリカの消費者が最後の手段として買い求めているのが「ビデ」です。それも、大がかりな工事などを必要とせず簡単に装着できる簡易ビデや「携帯用ビデ」が人気です。
詳細を読む
内容の詳細は一般社団法人コア・バリュー経営協会のホームページにてお読みください。