危機的状況から学ぶイノベーションの教訓(概要)

全米中のありとあらゆる会社が防護用品の製造に参入している。ニュージャージー州を本拠とするベッド用品の製造会社エクリプス・インターナショナル(Eclipse International)やオハイオ州の女性用衛生用品の製造会社アント・フロー(Aunt Flow)などがその良い例だ。前者はマットレスの、そして後者は生理用ナプキンの製造に用いられる原材料と製造ラインを活用しマスクの製造に乗り出した。

イギリスの大手掃除機メーカー、ダイソン(Dyson)は、企画からわずか10日間で人工呼吸器の製造を開始した。ピッツバーグを本拠とする二酸化炭素抽出技術会社サー・プロセス(Thar Process)は、現在、ハンド・サニタイザーの製造に注力している。

世界中の企業が、実に素早くコロナ・ウイルスとの戦いに参戦している。これは称賛されるべきことではあるが、多少不思議なことでもある。

危機的状況にこれだけのスピードで対応できる企業が、平常時のイノベーションに関しては実に腰が重いのはいったいなぜだろう。

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