コロナクライシス生き残り作戦―米レストラン・チェーンの苦肉の策とは?(概要)

コロナ・ウイルス感染拡大防止を目的とし、アメリカの全人口の95%が「ロックダウン」状態にある中、ファストフード・レストランおよびクイック・サービス・レストラン大手数社が、追加売上の獲得を睨み食品およびサプライの販売を始めています。

全米で2,000店舗以上を展開し、年商20億ドルを超える売上をあげるクイック・サービス・レストラン、パネラ・ブレッド(Panera Bread)は、「パネラ・グローサリー(Panera Grocery)」と銘打ち、グローサリーの販売を始めました。
パネラ・ブレッドはサラダやサンドイッチ、スープなどの軽食を主力商品とするお店ですが、「パネラ・グローサリー」のサービスを通して、基本的にこれらの軽食に用いる食材を販売しています。ベーグルやバゲット、食パン、ミルク、ヨーグルト、クリーム・チーズ、リンゴ、アボカド、ブルーベリー、ブドウ、トマトといったようなものです。各都市の外出禁止令に従い、飲食店はイート・インのサービスを全面的に停止し、現在、テイクアウトとデリバリーのみを提供していますが、イート・イン・サービスの停止に伴い売上が激減する中、1)食材の販売により売上を補完する、また、2)店舗での販売量が激減しているため、せっかく仕入れた食材が無駄になるのを防ぐという二つを意図したものと思われます。

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内容の詳細は一般社団法人コア・バリュー経営協会のホームページにてお読みください。