「もの」ではなく「カルチャー」の輸入で世界に羽ばたくダイソー

海外でも25カ国に「ダイソー・ジャパン(Daiso Japan)」として店舗を展開する日本の100円ショップ「ザ・ダイソー」。

もちろんここロサンゼルス地域でも人気で、16軒の店舗が存在します。

私も先日、オフィスの近所にできた新店舗に行ってみました。そこで感激したのは、ただ安いだけではなく、日本のカルチャーを前面に押し出して売っていること!

アメリカではネット通販も展開していますが、商品カテゴリー・メニューにはObentoやKawaiiなどの文字も見られます。

Daiso Japan Online Store

そう。Obentoも、Kawaiiも、もはや英語として通用するようになっているんですね~。驚きです。

書道用具やてぬぐい、お箸など「和」の伝統を感じさせる商品だけでなく、”Do you know what Decoben and Kyaraben are?(デコ弁やキャラ弁って何か知ってる?)″と日本の「いまどき」の文化も紹介。Kawaiiお弁当を作れるキットなども取り扱っています。

「日本文化」というと、ついつい着物など伝統的なものを連想してしまいがちですが、日本に住む皆さんが普段から慣れ親しんでいる「今どき」のものの中にも「クール・ジャパン」があり、海外でのビジネス・チャンスが潜んでいるのではないかと思います。

ビジネスの姿をした「アンバサダー(親善大使)」として、日本のクールでカワイイ文化を世界中の人たちに広めていってほしいですね。