地下鉄体験

私は国内外への出張が多く、日本へは年に4~5回、またアメリカ国内での出張も頻繁にあるので、毎月どこかに出ている感じですね。あまり外に出ていると、やはり一番気になるのは、庭の植物たちで、オフィスのスタッフに電話しては「今日の天気はどう?」と尋ねてみたりしています。

最近、オフィスの経理担当者から「地下鉄使用令」が出てしまいました。普段はタクシーを使うのがほとんどなのですが、節約と健康を兼ねて、なるべく地下鉄を使うべきということなのです。そこで今回は、徹底的に東京の電車を利用してみましたが、非常に楽しいですね。中刷り広告などは、かなり難しい英語が使われているし、雑誌の宣伝なども過激ですよね。ちょうど、隅田川で花火大会のあった日だったと思いますが、地下鉄には若い女性が浴衣姿でたくさん乗車していて、つい写真をパチパチと撮ってしまいました。あとでスタッフから「それはマズイと思います!」と非難されました。

ところで、ひとつ気になるのは、「女性専用車両」というやつですね。私はラッシュ時に電車に乗ることはないので関係ないといえばないのですが、とても理解 し難いルールですね。もちろん、女性が痴漢などにあわなくて済むようにとの配慮なのでしょう・・・。そのうち、フィフティー・プラス専用車両とか、男性専用とかになると、逆に差別されているような気がすると思います。私としては、車両に乗り合わせたいろんな人達の様子をウォッチするのが楽しみです。若い人たちからはエネルギーをもらうような気もするし、乗り合わせた人の表情からライフスタイルを想像してみたりすると、乗っている時間を忘れてしまいます。