アニメ・エキスポ(AnimeExpo)2011参加レポート@ロサンゼルスコンベンションセンター

こんにちは、けろろです。

日々エンターティメントビジネスのリサーチに余念の無いけろろですが、先日、ロサンゼルスコンベンションセンターで「AnimeExpo2011」という展示会があるということを聞き、参加してまいりました。

日本で大きなアニメ関係のイベントが開かれる場合、入場するのに何時間も並んだ挙句、会場内は混雑と行列で身動きもとれない!…なんていうことがしばしばあるので、戦々恐々として入場しましたが、それはまったくの杞憂でした。

冷房のしっかり効いた綺麗なエントランスで、アニメやゲームのキャラクターの衣装を身にまとったコスプレイヤーさん達が、それはそれは楽しそうにポーズを決めて写真を撮り合っていました。しかも小さな子供連れまで参加しているではありませんか!こんなピースフルなオタク系イベント見た事ないっ!!

展示会場内も、無駄に列をなすことなく、大盛況なのにちゃんと秩序が守られていたのが印象的でした。そして何よりも、みんな楽しそう!!日本では、どうしても閉鎖的で我欲丸出しになってしまいがちなオタク系イベントですが、さすがLAっ子は、「楽しむ」ということを一番に考えているようですね。だから家族連れも安心して参加できるのではないでしょうか。開催規模や会場の問題ももちろんあると思いますが、日本のイベントも見習うべきところがたくさんあると感じました。

「AnimeExpo」は、1992年から年1回の開催で、今年でなんと20周年!来場者は年々増加し続け、4日の開催で述べ10万人を超えるというから驚きですね。
過去にアナハイム市、ロングビーチ市と開催地を移動してきた同イベント、ロサンゼルスでは2008年から3年契約で開催してきましたが、あまりに経済効果があるのでもう3年延長したんだそうな・・・。ロサンゼルス市長は、3年間で1億ドルもの経済効果が期待できるとまで言っています。

今年は東日本大震災復興の為のチャリティーオークションも行われたようです。アニメという媒介を通して、日本を思ってくれている人がいっぱいいることに感動し、ますますアニメが好きになったけろろでした。