今年のハロウィーン・コスチュームは?

今年も少し肌寒さを感じ出す季節になってきました。コートや冬着が好きな私にはワクワクする時期です。さて、この時期になると必ずフェイスブックやツイッターで友人達が話題にするトピックとして「今年は何になる?」というのがあります。そう、そろそろ一年に一度の私の大好きなお祭り行事ハロウィーンで、今年のコスチュームを考えなければならない季節だということです!

ハロウィーン(Halloween)は元々「All-Hallows-Evening」(All Hallowsの前夜)ということから来ているそうです。All Hallows、HallowmasまたはAll Saints Dayはカトリック教会で11月1日に祝われ、聖者たち、聖なる行いをした者たちを祝う日なのです。また、次の日はAll Souls Dayと呼ばれ、死者を祝う日だそうです。メキシコでは11月1日をDia De Los Muertos(死者の日)といい、骸骨をモチーフとした飾り付けがいたるところで見られます。ハロウィーンはこのような教会での祝い事の、前夜祭ということなのです。

ハロウィーンの家

私がサンディエゴに住んでいた頃は、メキシコ国境から15分という場所に住んでいて、ハロウィーンの次の日が死者の日ということもあり、二日間賑わい続けることがふつうでした。(特にサンディエゴ内でも、ダウンタウンやオールド・タウンと呼ばれるエリアは賑わってました!)

今年もまた、出席するイベントや過去に着たコスチュームのことを考えながら何になろうかと悩みます。コスチュームだけでなく、家やオフィスの飾りつけなども考えています。このコスチュームや飾り付けの為に、毎年9月の下旬頃から設置されるのがハロウィーン専用ポップアップ店舗なのです。

ポップアップ店舗はその名のように突然現れるお店で、ハロウィーンの場合は9月の中旬から下旬頃に見られるようになり、ハロウィーン終了後しばらくするとなくなってしまいます。例えばSpencer Gifts, LLC社のSpirit Halloweenというハロウィーン専用ポップアップ店舗は、全国に約900店設置されるそうです。

ハロウィーンの人

このように数週間しか営業しない店舗や、一日だけの行事を中心としているハロウィーン業界ですが、全米を通した今年の予想は一人当たりの出費額平均約$72.31、全米では合計$68.6億が計上されるだろうというものです。

さて、本当にもうそろそろ考えなくてはいけないコスチュームなのですが、今年は何になろうかまだ頭を悩ませているところです。何か良いアイディアはないものでしょうか。

Tommy