社内の雰囲気を良くするために、いろいろと試みていることはあります。例えば、弊社では、イベント・マネージャーというポジションのスタッフがいます（会社の中にはかならずイベント好きの人がいるものです）。イベント・マネージャーは、クリスマス、新年会、誕生日といったさまざまなイベントにあわせて催し物を企画します。一般的な行事の他にも、例えばマラソン大会に出場したスタッフがいれば、その完走パーティーなどを企画することもあります。もちろん、ただ一律のフォーマットで企画すればいいというものではなく、祝ってもらう側のキャラクターや嗜好にあったものでなければなりません。エキサイティングで、しかも皆が楽しめ、学べる、という総合的な視点から企画をします。
こういう企画は、お金をかければいいというものではなく、アイディアの問題だと思います。得意料理を持ち寄って行うポットラックランチや納豆パーティーなど、アイディア次第でいくらでも面白い企画がでてきます。時にはロサンゼルスでヒップな場所として知られるサンセット通りの旬なレストランにドレスアップして皆で繰り出すこともありますし、アナハイムのディズニーランドに出かけたこともありました。
こういったイベントを行うことによって、働いているスタッフ一人一人が会社から重視されているという意識と、また、仲間からも意識されている、ということを感じることにつながります。
また、社内イベントは“会社が行う”というよりは、“同僚が企画してくれる”という感覚が重要なポイントです。それが会社の雰囲気をよくするため、横のつながりを築くために大きく影響していると思います。
