野生動物との共存生活?

最近眠れない夜が続いています。その理由は、夜中に自宅の庭に出没する野生動物です。ロサンゼルスやサンタモニカというと、都心なので野生動物とは遠いと思うかもしれませんが、結構自然が多いのです。過日はビバリーヒルズにコヨーテが出没したニュースがありました。鹿や蛇も珍しくありませんし、マウンテンライオンなどというものがこの辺りのフリーウェイ付近で目撃されたこともあるそうです。

私の家の庭にもいろいろな動物が庭を荒らしにやってきます。先月、庭仕事をしていたらトントンという軽快な音がするのでよく見たらキツツキが木を突く音でした。

リスはそこら中にいます。かわいいようですが庭のフルーツをすべて食べてしまうのでフルーツ好きの私にとっては宿敵です。冬になると、オポッサムが活躍しはじめます。この動物、日本では馴染みがないですが、アメリカでは“ポッサム”と発音され、猫ほどの大きさもあるネズミのような尻尾を持つ動物で、人々に非常に嫌われています(ちなみにオーストラリアにいるポッサムとは全く違う動物です。)

最近は、夜中にこのオポッサムに加え、アライグマまで庭に出てきて、うろちょろしはじめます。芝生の下に生息するミミズを食べるのが目的なので、パタパタと器用に芝生をひっくりかえすのです。その様子をここでお見せしたいところですが、やつらは深夜に出没するので写真をとる事ができず残念です。

まあいろいろと問題があるものの、動物たちはいろいろなハプニングを提供してくれるので、話題が尽きません。「またやられた!」とブチブチ文句をいいつつ、共存を楽しんでいます。