“弊社の商品はプロジェクトです”というと、「さっぱりわかりませんね」という答えが返ってくるような気がします。弊社は、クライアントの目的や目標に応じて日米間ビジネスにおけるプロジェクトのプロセスを企画／提案／実践する会社です。
弊社では日米という異文化間のビジネスに特化し、プロジェクトがスムーズ且つ効果的に進むよう、プロセスをデザインし、ベストの結果を出すということをコアコンピタンスとしています。実際のところ、企業／業界調査、交渉、契約、ビジネスコンサルティングなどが主な業務ですが、必ずといっていいほど、プロジェクトの手法を取り入れて作業プランやブレークダウンを明確にしたうえで、ゴールを達成していきます。
プロセスとは目に見えないものですし、掴みにくいかもしれませんが、事業／市場拡張や提携のプロジェクトにおいては、プロセスをどのようにデザインするかによって、その結果が大きく異なってきます。特にグローバルなビジネス環境においては、文化や商習慣、そして法律や規制の違いもあり、ミーティング／交渉／契約においても戦略的なプロセスが必要不可欠になってくるわけです。アメリカではこういったビジネスプロセスを重要視する傾向にあり、自社でそういったスキルセットをもたない場合は、アウトソーシングするケースも珍しくありません。
私はセイリングが好きで、何度かカリブにセイリングに行ったことがあります。そのとき、スキッパーから聞いた話なのですが、どんなにヨットに明るいひとでも、慣れない地域でセイリングをするときは、必ずその土地を熟知したエキスパートを雇うそうです。ビジネスでも同じことで、地元のエキスパートのサポートをうまく活用することが、成功の秘訣といえます。
