スモール・ジャイアンツを目指せ!愛される企業の焦点は「規模」ではなく「意義」にある

アメリカでは、とりわけ元気な小中規模企業が静かなる話題を呼んでいます。「スモール・ジャイアンツ(小さな巨人)」と呼ばれる企業たちです。

発端は、小中規模企業の経営者や企業家を読者対象としたアメリカのビジネス誌「Inc.(インク)」の編集者だったボー・バーリンガムが2006年に上梓した著書『スモール・ジャイアンツ』です。同書の中でバーリンガムは、「大きくなること」ではなく、「偉大な会社になること」を志しつつ、逆説的に目覚ましい成長を遂げる小中規模企業を「スモール・ジャイアンツ」と名付け、世に紹介しました。