10年連続黒字経営、アトラシアン強さのヒミツは「コア・バリュー」

オーストラリアを本拠とするグローバル・ソフトウェア会社アトラシアンが上場申請をして話題を呼んでいます。

アトラシアンといえば、「最も働きたい会社」ランキングでもおなじみであり、優れた企業文化で知られる会社です。しかし、それだけではなく、過去10年間にわたり「赤字知らず」の優良企業であることから、「オーストラリア出身のテック企業」としては史上最大の株式上場になるのではと噂されています。

そのアトラシアンが申請書類の中で、その「コア・バリュー」をイラストつきで紹介し、「企業文化の礎であり、差別化戦略の源」であると述べていることが注目されています。まさに、コア・バリュー経営の成功事例であるといえますね。

アトラシアンのコア・バリューは以下のとおり(同社の日本語サイトを参考)。

〇オープンカンパニー、デタラメは無し
〇チームとして動く
〇心を込めてバランスを考えて作る
〇顧客をないがしろにしない
〇自分自身が変化の原動力になる