4月16日には、「ハピネスを届ける」イベントを創ります ザッポスCEOトニー・シェイの来日特別チャリティ講演

(2011. 3. 2)

ザッポスCEOトニー・シェイの来日特別チャリティ講演
皆さんにこの嬉しいニュースを発表したのが2月の8日。それから23日目にして500名を超える人たちが、このチャリティへの参加に手を挙げてくれました。

「今度、日本に行くんだけど・・・」
新年早々ザッポスを訪問した際に、トニーにこう相談されるなり、「だったら、一緒に何かやろうよ!」とすぐさま彼に持ちかけていました。
というのも、『ザッポスの奇跡』の読者の皆さんの声を受けて、「是非、トニーに日本に来て欲しい・・・」と常々私も思っていたからです。

トニーがせっかく日本に来るのであれば、これをただの講演にはしたくない。
それが私の思いでもありました。
私の情熱と、トニーの情熱。
二人の思いが重なるところはどこか・・・。会社のスタッフも交えてブレーンストーミングしました。

子供が好きで、小児癌研究基金へのチャリティ活動を会社ぐるみで盛んに行っており、著書をプロモーションする全米バスツアーでも四軒の小児病棟を訪れたトニー。

無類の本好きで、会社にも社員が本を自由に持ち帰ることのできる『ザッポス・ライブラリー』を設け、『学びと成長』をコア・バリューに掲げるトニー。

私もとても本が好きで、いつも肌身離さず本を持っています。自分が学ぶのも大好きで、いつも何かしら学んでいます。子供たち、そして学び、本・・・。そんなキーワードを並べていたら、スタッフから声が上がりました。

Room to Read(ルーム・トゥー・リード)。アジアやアフリカの発展途上国で、子供たちに「学び」の機会を提供する活動を行っている国際NGO。そこが日本でも活発に活動している・・・。これだ!と思いました。

そのアイデアを持ちつつ、トニーのチームとサンフランシスコで打ち合わせたのが1月26日のこと。その3日後には日本に飛んでいました。そこでルーム・トゥー・リード・ジャパンの松丸佳穂さんにお会いしたり、その他いろいろな人たちのインプットをいただいて、4月のイベントにかけての地固めを行いました。

実働日5日間。ほとんどトンボ帰り状態の日本出張でした。過酷なスケジュールでしたが、LAに帰る私の心は希望に満ちて晴れ晴れとしていました。

2月5日。LAのオフィスに戻るなり、スタッフのみんなに出張の成果を報告。湧き立ちながら、一気にウェブ告知を準備しました。

以下が今日までの歩みです。

2月8日:告知開始
2月9日:予約申込みが100名を超える
2月14日:予約申込みが200名を超える
2月16日:予約申込みが300名を超える
2月23日:予約申込みが400名を超える
3月2日:予約申込み500名達成!

今までお付き合いいただいてきた方々の並々ならぬご支援のおかげで、こんなに短い間に、このマイルストーンを達成することができました。心から感謝しています。

「1人1万円で500名なんて、集まらないのではないか・・・」
そんな声を耳にすることもありましたが、私は信じていました。

公民権運動で知られるキング牧師の真似ではありませんが、私には夢があります。

Ub|XZ~i[企業、個人に関わらず、すべての人が「みんなが幸せになる世の中づくり」に実践をもってして携わっていく時代が来ることです。

社会という生態系の中では、個人も企業も、お互いに価値を創造、享受しあい、力をあわせて環境を守っていくべき「生き物」です。

だから、CSRの中の「レスポンシビリティ(責任)」とか、「やらされている」とかいう感覚ではなく、みんなで幸せになるために、喜びをもって、笑顔で、社会貢献に参加する。

そんな、軽やかで、楽しく、肩のこらない、社会貢献の形。

このイベントが、そんなカルチャーを広めていくささやかなきっかけになれば、と願っています。

4月16日(土)は、参加してくださる皆さんの顔から、「WOW(驚嘆)」とスマイルが絶えないような一日にしたいと、オフィスのみんなといろいろと企画を練っています。

「WOW体験」の達人であるザッポス社のトニー・シェイに、
「WOW!」と言わせるようなイベントを、皆さんと一緒に創っていきましょう。

イベント開催まであと44日。

引き続きご協力のほどよろしくお願いします!

『ザッポスの奇跡』著者 石塚しのぶ

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