6/8夜に、ECナビ社CCO(チーフ・カルチャー・オフィサー)青柳さん(@satoshiaoyagi)の呼びかけで、5月にラスベガスで開催したザッポス・エクスペリエンス・セミナーに参加された方々による報告会(FB会)が行われました。

同会に参加されていたcybozu.net社のCEO椿奈緒子氏がブログにて、報告会の印象などをかなり詳しく綴られていますので、ここで抜粋を紹介したいと思います。
以下抜粋
このような類のFB会は希少で内容もかなり新鮮ですし、カルチャーや組織について他社の方と語る機会はなかなかないので、気付きになるとともに、いくつかヒントになる事もありました!
■最高の組織、イケてる組織とはどんな組織でしょうか?
私は、社員一人一人が会社を自分ごと、限りなく『私の会社、組織、サービス』として捉えている組織、だと思います。大きな組織になればなる程、一人一人が会社を自分ごととして感じる確率は低くなると思います。そういう事が学べる機会は人生において本当に大事だと思います!
■なぜ自分ごと、にする必要性があるか?
例えばカスタマーサービスセンター職は、クレームはじめ問い合わせの対応を一人でやらなければいけず、その人の発言、行動がその会社のクオリティになる。クオリティが高ければ高い程、その対応を受けた客はファンになり、ロイヤルカスタマーになれば結果的に収益貢献につながる。そのヒトの行動の源が『会社の自分ごと化』と相関関係にあり、それをカルチャー(コアバリュー)で共通化する。そういうものなのだとハラオチしました。
■日本では?
カルチャーが強い所で一番先に思いつくのが、サイバーエージェント。CAっぽい、CAらしさ、という言葉が社内外で通じたり、21世紀を代表する会社を作るために〇〇!という想いが上に行けば行くほど強いと思う。本当にいい会社だと思う。
■カルチャー作りの鍵は浸透力
カルチャーを作るべくして作るには、『浸透力』がKPI。形骸化されていても意味ないので(^-^; だからほぼ完全浸透する、それをやり切るパワーと覚悟がいる、大変な事だとも思う。しかし浸透すればそれは誰にも真似できない、もの凄く強い優位性になる事は間違いない!
■ソーシャルエンゲージメントとソーシャルメディアの使い方
そんな中で、浸透力を高めるために社内のソーシャルグラフを作ったり、ソーシャルメディアを使ってありのままを外に出す取り組みをしたり『ソーシャルエンゲージメント』に対して積極的な取り組みは、今まさにソーシャルメディアを使ってエンゲージメントが云々、界隈の方々にはかなり参考になる事例だと思います。
改めて、上に立つ人が率先して他社から学びとる行動、そして他社ともシェアしてケミストリーな試み自体が、実にイケてると思います!そういう心を持つ人を私はリスペクトします。
カルチャーの大切さの理由もハラオチ
個人としてもカルチャーを率先して体言したいし、担当事業、今後作る事業でもカルチャーを大切にしていきたいと思います!!
以上抜粋、全文はこちらから

今後、5月のセミナーに参加されたECナビ様、サイバーストーク様、JIMOS様の皆さんとも力をあわせ、志を同じくする企業の方々の輪をさらに広げていきたいと思っています。
今回幹事役をつとめていただいた青柳さん、ありがとうございました。7月にお会いして、あらためていろいろな進展を聞かせていただけるのを楽しみにしています。
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