
Unique Insights, Perspectives, Analysis
アメリカ市場、業界、生活者ライフスタイルの「いま」を、石塚しのぶの普段着目線で気の向くままに綴っています。時にはビジネス、時にはパーソナルなことまで・・・。店舗小売業に問う-ネットへの対抗策は果たして、「テクノロジー」か?
アマゾンを筆頭にした「ネット通販」が幅を利かせるにつれ、店舗がショールーム化するという「ショールーミング(Showrooming)」という言葉が米ビジネス界では頻繁に聞かれるようになった。顧客が店舗をショールームとして利用する、つまり、店舗に行っても商品を見たり触ったりするだけで購入はせず、代わりにネットに行って購入することを指す言葉だ。⇒続きを読む
地域社会と会社の融合-ザッポス・ダウンタウン・プロジェクトのグランド・ビジョン-
数週間前にセミナーでザッポス本社を訪問する機会があり、その際に、ザッポスが(というよりはトニー・シェイが)現在取り組んでいるラスベガス・ダウンタウン(旧繁華街)再生プロジェクトの担当者にお話をきいてきました。
まず、ザッポスがアレンジしてくれたリムジンでダウンタウンに向かいます。⇒続きを読む
ザッポス、システム開発部の人たちと食事会をしました
先日、サンフランシスコとラスベガスで企業文化に関するセミナーを行った際に、ラスベガス滞在の夜、ザッポスの人たちとの交流会を急遽企画しました。
参加してくれたのはザッポスのシステム開発部から三人。開発部の中でも、それぞれ全く異なる部署で働く三人ですが、いずれも各部署で中核的な役割を担う人たちで、普段ではきけない話を聞くことができました。⇒続きを読む
戦略的企業文化とコア・バリュー経営
サンフランシスコで『ピーク経営』の生みの親、チップ・コンリー氏と共に行ったプログラム、私は、『戦略的企業文化とコア・バリュー経営』というテーマでセミナーを行いました。
マズローの欲求階層を企業経営に応用して、従業員、顧客、投資家の「自己実現」を目指すことで、ピーク・パフォーマンスを達成する・・・、『ピーク経営』の考え方と手法は、私が提唱する『戦略的企業文化とコア・バリュー経営』と大いに通じるところがあると思っています。⇒続きを読む
社員が最大の力を発揮できる職場をつくる: 「PEAK経営セミナー」のご報告(第一回)
サンフランシスコ、ラスベガスでの3日間のセミナー・プログラムを終えて帰ってきました。
今回のプログラム初日は、米経営書のベストセラー『PEAK』の著者であり、スピーカーとしても引っ張りだこのチップ・コンリーさんと、米PEAKセミナーのマスター・ファシリテーターであるスー・ファンクハウザーさんを迎えての豪華なコラボ・セミナーでした。⇒続きを読む
「社員の声を聴きまくれ!」-企業変革への第一歩
インドはベンガル州、ノディアを本拠とし、近年目覚しい躍進を遂げてIBMなどグローバル大手からも一目置かれているITアウトソーシング・サービス・プロバイダー、HCLテクノロジーという会社をご存知だろうか。つい先日、東京出張の際に同社のCEOであるヴィニート・ナイアー氏の著書『社員を大切にする会社-5万人と歩んだ企業変革のストーリー-(英治出版、穂坂かほり訳)』を手にとった。企業文化に関連する本は日本語、英語を問わず一通り目を通すようにしているのだが、今まで数多と読んだ本の中でも、目の覚めるようなひらめきと共感を数多く与えてくれる刺激的な本だった。⇒続きを読む
愛情はお金で買えるか?:ポイント・プログラムの落とし穴
近年、アメリカの大手老舗百貨店は史上最大の窮地に立たされている。名指しでいえば、シアーズ、JCペニーなどといったところだ。「百貨店」とはいってもこれらは日本の人がイメージする百貨店とはちょっと雰囲気が異なるかもしれない。もっと庶民的な、いうなればイーオンやイトーヨーカドーのようなところをイメージしていただきたい。つい先日、シアーズは4,000店舗中1,200店舗を売却する意向を発表したばかりだが、昨日、そのシアーズが自らを倒産から救うために講じている「新たな戦略」について興味深い記事を読んだ。⇒続きを読む
アップルとグーグルの一騎打ち:米ホーム・エンターテイメントを制するのは誰か?
グーグルがホーム・エンターテイメント機器を展開するらしい・・・との報道がされて、アメリカではちょっとした話題になっている。
クラウド型ストレージ・サービス、「ドライブ(Drive)」の間近な導入が報道されたのがつい先日。最近のグーグルはサービス/事業拡張に忙しい。いや、グーグルという会社はもとより、新しいアイデアを次々と試験運転しては、スティック(定着)しないものをどんどん切り捨てていくというベータ的メンタリティの会社ではあったのだが・・・。しかし近年では、それがオリジナルな「ネット広告ビジネス」のモデルからの離脱を示唆するものであるからか、特に目立ってみえる。⇒続きを読む
フェイスブックの未来:明暗を分けるのはやはり「企業文化」-フェイスブック上場申請に思うこと
今日、フェイスブックが待望の上場申請を行いました。ウェブ上に公開された申請書類にさらりと目を通してみましたが、なかでも特に印象に残ったのが、若き創設者であり最高経営責任者であるマーク・ザッカーバーグからの手紙です。
世界中の人々がつながり、自己を自由に表現しあうことを可能にするツールを提供することによって、「社会を変える」。この実に大胆ともとれる声明文から、生活者、そしてフェイスブックのコラボレーター(デベロッパーや広告主)にとって、史上最強のソーシャル・プラットフォームを構築するのだという彼の意気込みを感じ取ることができました。⇒続きを読む
アップルストアの生みの親が老舗デパート再建に本腰
日本の皆さんには今ひとつ馴染みが薄いかもしれませんが、アメリカにはJ.C.ペニーという老舗デパートがあります。創業1913年で、1928年には既に全米で1,000店舗を運営していました。40年代にはあのウォルマートの創設者であるサム・ウォルトンが小売の経験を積んだお店でもあります。
かつては一世を風靡したJ.C.ペニーですが、店の雰囲気といえ、品揃えといえ、近年ではまったく冴えない存在になってしまいました。多少辛辣な言い方をすれば、「デパート」とは名ばかりの安売りの店になってしまったといってもよいでしょう。⇒続きを読む
